最初に私は医師でも医療関係者ではなく、医学的な根拠も業界の評価とも関係は有りません。障害年金請求サポートの専門家である社労士としての感じたことを伝えさせもらえればと、今回から5( )回にわたり、主に精神障害で苦しみ、障害年金の請求を考えたいと思っている方に向けて病院(医師)との相性(=空気感)についてお話したいと思います。
そして、ここで言う病院とは「精神科」だけでなく、「心療内科」または「メンタルクリニック」という看板を掲げた病院のことです。
心(精神)の病に対するケア、治療については。最近は、大病院から個人でのクリニックと様々あり、街角で見かける看板も「精神科」の表記は少なく、「心療内科」「メンタルクリニック」といった今風の看板が多くなってきたように感じます。
そしてその敷居は低くポピュラーな医療機関になり、便利にもなってきました。
あなたが転んで怪我したら外科、眼が腫れたら眼科、お腹が痛い、血圧が高い時は、内科に行きます。コロナ渦で、今時は電話やネットで予約を取り、予約時間に行って待合室で順番を待つ。診察終えたら処方箋を持って薬局へ。待ち時間は、明日の仕事の予定をスマホいじりながらあれこれ考えて…。そんな光景が浮かんできます。
しかし、うつ病などの精神的に落ち込み、ダメージ受けて気力を無くした方が集う“精神系クリニック”ではどうでしょうか?
特に初診の時は、受付で紹介状の提出し、問診票を書き、色々質問され、周囲を気にし、外科や内科とは異なる空気感に緊張も増します。
私はこの仕事の関係で多くの精神科、メンタルクリニックさんを訪問しています。このような他とは違う「空気感」を最近何となく意識するようになりました。
病院の「空気感」で、医師に会わなくても、(一部だと思いますが、)その人となりがわかるものだという話を次回以降していこうと思います。